小谷温泉から雨飾山へ
登山日:04/27・28
・雨飾高原キャンプ場~雨飾山 3時間30分
キャンプ場登山口
雨飾高原キャンプ場駐車場の奥にあるトイレを兼ねた休憩施設脇が入山口。最初は大海川に沿って、湿地帯の縁に続く木道を歩く。森の中はブナやミズナラ、ケヤキなどの広葉樹が圧倒的に多く明るい。しばらく木道を歩いたあとは、水の流れを3回ほど横切って大海川から離れ、左上の急な尾根を登るようになる。
木道
尾根に登る
ブナ平
岩と土の急斜面がプナ平まで続き、足場はあまり安定しない。ブナ平は巨木に囲まれたなだらかな斜面の広場となっていて、急な斜面が続く中では休憩にちょうどよい場所だ。ブナ平をすぎると標高は1400mを越え、このあたりから急に巨木が減っていく。
緑豊かなブナ林
黒沢峰・白倉峰・茂倉峰
荒菅沢の河原
布団菱から東にのびてくる尾根を越えるところでは、斜度がほとんどなく、のんびり歩くことができる。やがて右下の眼下に夏まで雪の残る荒菅沢が見えてくる。荒菅沢の河原は休憩ポイントだ。
サンカヨウ
ヤマカラマツ
高妻山と黒姫山
ここから笹平までは、さらに急な尾根を登る。樹林を抜けて視界が開け、振り返ると高妻山、乙妻山をはじめとする戸隠連山が高く見える。眺望のよい尾根の登りはまだ続き、左に雨飾山の山頂が迫って見えてくると、いよいよ高度感が増してくる。2連のハシゴで岩場を乗り越し、ようやく急登を終えて笹平に到着する。
岩場
笹平
笹平から
笹平は眼前に広がる展望の美しさが、雨飾山の最大の魅力です。笹平は金山との分岐点で、ここからはササの中の道を行く。丸みを帯びた穏やかな山稜は、これまでの厳しい登りを思うと、別天地です。
イワシモツケ
グンアイフウロ
雨飾山頂
雨飾温泉への分岐点分岐から山頂までは最後の登り、急斜面に広がるお花畑を登りきると、石仏が北峰に出る。さらにヤセ尾根を40m南東にたどると、ようやく山頂の標柱が立つ雨飾山主峰に到着。
石仏群
雨飾山
コースタイム
■小谷温泉から雨飾山
雨飾高原キャンプ場へ下山
■コースタイム
●雨飾高原キャンプ場~(2:00)~荒菅沢~(1:30)~笹平分岐~(0:30)~雨飾山
●雨飾山~(0:20)~笹平分岐~(1:15)~荒菅沢~(1:30)~雨飾高原キャンプ場