小津権現山(藤波谷ルート)(揖斐)
小津権現山は、濃尾平野の西北隅に位置する。右肩が削られたように切れ落ち、左肩はながらかに裾をひくピラミダルな鋭峰は、岐阜や大垣からも、ひと目でそれとわかるほど目立って見える。
2007年藤波谷口から小津権現の登山道を開設されました。従来小津からのコースのみでしたが新しく昔の炭焼き道や獣道を整備して作られたコースです。
登山日:2015/11/04
登山口から藤波谷の堰堤を超えて藤沢谷を渡り沢に沿った尾根にとりつき桧林の急登を登る。道はよく整備されて危険個所もない新緑の林の中の急登が続く。滑りやすいところには木で階段に道が整備されている。登り始めてから1時間10分ぐらいでガードレールのある林道出合いに出る。
林道から尾根に入り、再び急登を登っていくと大きな「権現ブナ爺」のブナの大木に出る。休憩用の椅子とテーブルが作られていた。そこからしばらく登ると、斜面がゆるやかになり、明るくミズナラなどの植林された権現の森に着く。
権現の森からしばらくブナやコナラの明るい樹林のなだらかな道を行くと、北側には、能郷白山や冠雪の白山が望めるビューポイントになる。P896を過ぎると方向を南向きにえ、再び、急登が続く。
やがて根の部分が一部地上に盛り上がった根上がりのヒノキである。ここを過ぎるとやがてフイックスロープのある急登となる。この急登を登りきるとササが多くなるが登山道としてきれいに切り開かれておりここを過ぎると広い山頂に着く。
■ルートマップ
■ルートマップ
■コースタイム
登山口(8:10)→尾根へ(8:20)→林道出合(9:25/9:35)→ブナの休憩地(9:40)→権現の森(9:50)→根上がり桧(10:30)→山頂(10:50)
山頂(11:50)→根上がり桧(12:15)→権現の森(12:30)→林道出合(12:50)→尾根へ(13:30)→登山口(13:40)