アルペン的な風貌で鈴鹿の名山鎌ヶ岳にカズラ谷コースで登る!!
 宮妻峡から鎌ヶ岳に登る最短コースで、登山口から一気に標高差800mほどを登るルート。
登山日:2016/04/22

カズラ谷登山口

登山口は広場前に案内板があり案内にしたがってカズラ谷に進む。カズラ谷を分けた谷との尾根筋は、ヤセ尾根も多い。標識に従ってカズラ谷に入る。飛び石伝いに沢を二度渡り返して右手に堰堤が見える。堰堤が見えるところで沢が二俣になっておりこの真ん中の尾根に取り付き高度を上げる。カズラ谷コースといっても沢はここまでで後は尾根や山腹の急登が続く。

飛び石伝いに渡渉

堰堤

涸れ沢を渡る

無名滝

カズラ谷に沿って登る

 ガレ場を過ぎてP682を過ぎて砂質のザレた道を過ぎると谷へガレ状に落ちる水場に着く。ここが最後の水場となるので補給をしたいところ。この水場を過ぎると、木の根っこを掴む急登や、掘れた岩道、ガレ場などといった急登が続く。この時期アカヤシオが満開で癒してくれる。

イワウチワ

水場

アカヤシオが満開

 やがて崩壊地を過ぎると雲母峰分岐のある稜線に出る。案内板があり岳峠に向かう右手に岩塊の鎌ヶ岳が見える。

砂礫の道を登る

鎌ヶ岳を望む

雲母峰分岐

 しばらくすると右にやや下るササ道と直進に急登する道との分岐があるが右のササ道をやや下り登り返すと岳峠である。岩の積み重なった鎌ヶ岳の岩壁は迫力がある。

ササ道を登る

岳峠から鎌ヶ岳

岳峠からの登り

 鎌ヶ岳の岩壁は、岩塊が落ちてこないか一瞬不安を感じるくらいである。ペンキマークに沿って岩の間を登る。コルに出て左に岩場を登り上がると山頂に着く。展望はいうまでもなく大展望を堪能できる。

左のコルに向かう

鎌ヶ岳直下の岩場

鎌ヶ岳山頂

鎌尾根のキレットを見下ろす

遠望に雨乞岳

御在所岳
御在所岳

 ■コースと時間

宮妻登山口→(1:30)→雲母峰分岐→(0:40)→山頂→(0:30)→雲母峰分岐→(1:10)→宮妻登山口