飛水峡・ロックガーデン

 JR高山線の上麻生駅近くにある上麻生橋から上流の約2kmの峡谷部分は、甌穴(ポットホール)が河床の岩盤の上に数多く見られることから「飛水峡の甌穴群」(「ロックガーデン」とも称される)として、国指定の天然記念物となっている。

飛水峡・ロックガーデン

 JR高山線の上麻生駅近くにある上麻生橋から上流の約2kmの峡谷部分は、甌穴(ポットホール)が河床の岩盤の上に数多く見られることから「飛水峡の甌穴群」(「ロックガーデン」とも称される)として、国指定の天然記念物となっている。

上麻生橋

高山線踏切を渡る

飛水峡ロックガーデン

 飛水峡のチャート

 七宗町を流れる飛騨川がつくる飛水峡は中生代三畳紀~ジュラ紀に堆積したチャートや砂岩、泥岩などからなる地層が切り立った崖をつくっています。

甌穴群が見られる

いたるところに窪みが

甌穴群が随所にみられる

スゴイ岩の縦縞模様。堆積岩でチャートと呼ばれる

絶景:飛水峡・高山線列車・後方に萱原山

絶景:飛水峡・高山線列車・後方に萱原山

 基準点名:萱原
 標高(m):629.63
 等級種別:三等三角点
 20万の1地勢図名:飯田
 5万分の1地形図名:金山 

 登山口 七宗町上麻生
 上麻生ダム湖が登山口であり美濃加茂市から国道41号を下呂温泉・高山市方面に国道を道沿いに進むと右側に「ロックガーデンひちそう」の道の駅が見えてくる。その先の上麻生1号トンネルの手前で、川並信号を左折して飛水峡の橋を渡り、踏切を過ぎて右折する。高山線と併進して踏み切りを2回渡ると細尾谷林道入り口がありその道路わきに2台程度の駐車できるスペースがある。

高山線沿いに細尾谷分岐に向かう

切り立った荒々しい山が

細尾谷林道

 細尾谷林道入り口(標識あり)からしばらく舗装された林道であるがすぐに地道となる。右側のダム湖沿いに上るが樹木でダム湖は見えない。1.5K位程で、林道右側に中電の鉄塔巡視路の15号鉄塔の標識があり、巡視路の入口が登山口となる。

しばらく細尾谷を行く

鉄塔15看板から山腹へ

丸木橋

 15号鉄塔の標識の林道から谷へ下り、すぐに丸木橋を渡り植林された谷に入っていく。途中で沢を渡り高度を上げていくと沢は涸れ沢となってくる。道は沢を高巻き沢の上に出て沢を渡り尾根斜面から鉄塔のNo15案内板に沿ってトラバース気味に尾根に向かう。

鉄塔のNo15案内板

巡視路案内板

鉄板の橋

 途中に斜面が切れ落ちた上の道に設けられた短い鉄板の橋を渡る。尾根上に上がると鉄塔No15の標識がある。尾根上は南から東側方面が一気に開けて飛水峡から41号線が眼下に広がり高度感が出る。

飛水峡と41号線が眼下に

鉄塔No15

尾根の大岩

 尾根を進むとすぐに黄色い巡視路案内板の分岐が現れる。No14に向かう分岐だが案内板のNo13鉄塔に沿い左に進む。しばらくヤセ尾根を進む。やがて大きく横たわった大岩に出る。岩の脇を進み道が緩くなるとNo13鉄塔に向かう分岐が現れ痩せた尾根の道が下に延びていている。

尾根道を登る

鉄塔No13案内

快適な尾根道

 No13鉄塔巡視路分岐から尾根道は巡視路から離れちょっとしたピークを越えるとすぐ鞍部に出てまた次のピークに出る。No13鉄塔分岐からは目印に注意して進む。ピークを越えると尾根を下り緩い登り返す。道は緩くなり明るい倒木地を過ぎると尾根が二股に出る。左にとり山頂へ。

山頂へ向かう

三等三角点・萱原

遠望に中央アルプス

遠望に中央アルプス

コース

登り:駐車場→(0:25)→登山口→(0:35)→15鉄塔分岐→(0:05)→14鉄塔分岐→(0:05)→くじら岩→(0:10)→13鉄塔分岐→(0:25)→P604→(0:30)→山頂