槍ヶ岳と穂高を結ぶ稜線上の大きく切れ下りた大キレット。場所によっては「窓」と呼ばれる地形で北ア屈指の難所。困難な縦走路で、そんな大キレットの魅力をスケッチしてみました。

登山日:2017/09/08

 

大喰岳から槍ヶ岳をスケッチ

 飛騨乗越から縦走する稜線を南に登ると大喰岳に着く。南から眺める槍ヶ岳の姿は、鋭く天を突く山で北アルプス南部の盟主と言える魅力を持っている。

大喰岳から槍ヶ岳をスケッチ

 飛騨乗越から縦走する稜線を南に登ると大喰岳に着く。南から眺める槍ヶ岳の姿は、鋭く天を突く山で北アルプス南部の盟主と言える魅力を持っている。

 

獅子鼻岩から
   大キレットを覗く!

 南岳の獅子鼻岩の岩頭に立つと様相が一変、緊張感に身が引き締まる。ここ獅子鼻岩は北穂高岳の展望台で、足下に大キレットが大きな口を開け、立っていると吸い込まれそうな恐怖感さえ覚える。

 

いよいよ大キレットへ!!

 獅子鼻岩で展望を存分に楽しんだ後、いきなり洗礼を受ける大キレットの激下り。鎖のかかる足場の悪い個所を下る。長いハシゴ2台ある。鞍部まで一気に標高差270mほど下ります。

獅子鼻岩の岩頭をスケッチ

 獅子鼻岩から激下りを終えて、鞍部から振り返ると獅子鼻岩の岩稜がとても印象的です。

 

獅子鼻岩の岩頭をスケッチ

 獅子鼻岩から激下りを終えて、鞍部から振り返ると獅子鼻岩の岩稜がとても印象的です。

 

大迫力の岩峰・長谷川ピーク

 キレットの最低鞍部から登りに転じる。稜線の岩を登って、右下に滝谷が迫る長谷川ピーク。大迫力の岩峰だ。

 

いよいよ飛騨泣き!

 大キレットの核心部の飛騨泣きと称する悪場がある。クサリに沿って信州側を登ったり稜線を岐阜県側に入ったりして岩稜を回り込み、 飛騨泣きに入る。

 

これぞ飛騨泣き!!

 大キレット最大の難所と言われる「飛騨泣き」切れ落ちた斜面のトラバース。背丈ほどのステップが続く。

 

飛騨泣き通過

 クサリを頼りに慎重に足を運ぶ。飛騨側に行きクサリのルンゼに入る。浮き石が多いので落石に注意が必要。ルンゼを抜けると核心部を過ぎた。

 

滝谷ドーム展望台から

 飛騨側を通過してルンゼを抜けると核心部を過ぎた。岩峰を巻き、岩屑の道を登って滝谷展望の場所。「鳥も通わぬ滝谷」と表現した上條嘉門次。そそり立つ滝谷の岩壁。大岩壁の迫力。

 

北穂高山頂から槍ヶ岳を望む

 滝谷展望台から緩やかに登り 「北穂まであと200m」の表記場所から最後の大登り。2ヶ所の岩場をハシゴやクサリ、足場の鉄杭などで越えて行くとようやく北穂高小屋が見える。右手の滝谷に沿って登るきると北穂高小屋に着く。山頂から槍ヶ岳を望むと縦走した岩稜帯が一望できる。

  南岳小屋→(2時間)→A沢のコル→(1時間30分)→北穂高岳→(2時間)→涸沢

南岳小屋→(2時間)→A沢のコル→(1時間30分)→北穂高岳→(2時間)→涸沢