■唐松岳 2,696m
スキー場のゴンドラとリフ卜を利用して、標高1830mの八方池山荘から八方尾根を登って唐松岳(2696m)に至る。天候がよければ快適な尾根歩きで後立山連峰の展望がすばらしいが、1~2月を中心に悪天の日が多い。3月に入ると移動性高気圧で晴天が増え、雪も締まるので、そのころからがねらい目です。
登山日:2016/03/11
山麓の八方駅からゴンドラとリフトを2本乗り継いで、八方池山荘の前に着く。ここからリフター付きスノージューを装着して登る。
八方池山荘から登る
八方ケルンに向かう
白馬三山の峰を眺めて登る
振り返ると後方に高妻山・妙高山
ひと登りで八方山に着き、冬季閉鎖しているトイレの前を通る。正面に不帰ノ嶮、右に白馬三山、左に五竜岳・鹿島槍ヶ岳と展望がすばらしい。緩い登りで第2ケルン、さらに進んで右下に雪原となった八方池のある第3ケルンに着く。このあたりは風が強いときが多いので注意したい。
[風が強いと凄まじい地吹雪です]
[八方池上部尾根から白馬三山]
[第三ケルン過ぎての急登]
[五竜岳と後方に鹿島槍]
さらにひと登りでダケカンバ帯に入り、下ノ樺と呼ばれるところだ。ここからしだいに傾斜が強くなり、尾根伝いに登っていく。しばらくするとケルンが立つ丸山に着く。
[この先 下ノ樺・上ノ樺]
[下ノ樺・上ノ樺から]
[扇雪渓への登り]
[不帰ノ剣]
丸山ケルンで展望を楽しんだら、往路を八方池山荘へ下っていく。登り一辺倒だったぶん、下りは楽だが、天候急変や滑落に注意。
左には、五竜岳と遠望に鹿島槍ヶ岳を望む。
[丸山に向かう]
[丸山を超えて山頂に向かう]
[頂上山荘ピークと唐松岳]
丸山からの登り始めは緩やかだが、進むとすぐに細い雪稜となる。右手北側は切れ落ちているので慎重に登る。右前方には尖った形の唐松岳が見える。唐松岳頂上山荘まで夏は南側を巻いていくが、積雪期は尾根伝いに直登する。
[丸山に向かう]
[牛首と後方に五竜岳]
八方尾根は広大な八方尾根で稜線が目視できる時は良いが、ガスが出ると迷いやすいので要注意。
唐松岳頂上山荘を見下ろし尖った牛首のピークと後方に堂々とした五竜岳を望む。
[斜登すると山頂に]
[唐松岳山頂(2,696m)]
剱岳を望む
山頂から剱岳を望む
五竜岳を望む
五竜岳を望む