本谷ルート
御在所岳は、鈴鹿山系の盟主で、花崗岩質の岩峰や奇岩があり、アルペンムードのある山。一ノ谷新道の登山口にある小屋を巻いて、沢沿いに登る本谷ルート(バリエーションルート)です。
■登山日:12/10
山の家
本谷ルート口
登山口は『山の家』家の前からとなる。山の家前を右折して石段を奥へ抜けると、道が右へ回り込んで堰堤の上に出る。
岩を敷き詰めた谷へ降って遡行を始めるが、通常時の水量はさほど多くない。沢の転石上を歩き始めると、左右から本流と似た様な、岩の多い支沢が入り込んでくるので、谷幅の広い本流を外さない様に注意する。
本谷に降りる
転石伝いに歩く
小滝を登る
ナメ滝
やがて沢床がナメ状になってくると、小滝が連続して現われ、滝を左右に避けながら登るうちに、左右からガレた沢が入り込み、大岩を越えて登。
ナメ滝上部
大岩がゴロゴロの沢
左右からガレた沢が入り込み、大岩を越えた所で、頭上に岩を乗せたチョックストンの不動滝か現われる。滝から離れた左手の岩壁の端から、細い踏み跡の高巻き道へ入り、木の根や枝を掴んで慎重に急登した後、滝の上部に出て再び谷へ降る。
チョックストンの不動滝
険しい本谷沢
こんな登りが続く
大岩の通過
その先でも左右からガレた沢が合流するが、幅の広い本流を間違えずに、滝や大岩の通過をする。(凍結時はホールドに要注意)
岩壁を巻いて登る
本谷に戻る
狭くなった谷幅の大岩
狭くなった谷幅一杯に、岩を敷き詰めた。ゴーロ状となり、傾斜も増して急登になる。谷の両側を岩壁か覆い、右手の上空にはゴンドラの行き交いも近くなってくる。
岩壁が迫る
上空にはゴンドラ
源頭が近い凍結の岩場
やがて前方に源頭か現われ、この時期凍結でスリップ要注意。その先の笹原に消える手前で、左についた踏み跡を登って谷を離れる。笹原から低い尾根のT字路に出る。左に行くと大黒岩の下に着く。山頂には右に折れて向うと新一の谷に連絡するザレた道を行く。
スラブの岩場
主尾根に取り付く
大黒岩
御在所山上公園
御在所岳山頂
山頂からの鎌ヶ岳