二ッ屋導水施設

　広野ダム・二ツ屋導水施設から出発する。昨年よりは，積雪量がある日野川から大河内川沿いの林道を、ロボット尾根へ向かう。川の水は雪解け水でかなり増水している。林道から対岸に行く木橋を渡る。橋上はぬめって落ちそう！ピッケルを立てて恐る恐る渡る。ロボット尾根に取り付く。

ロボット観測ピーク

　急登の連続で、へばりながら源平谷山分岐を過ぎ、ロボット観測ピークの尾根をめざす。

ロボット観測ピーク

　ロボットピークからは大展望である。その中でも目を引くのは、南東の高丸、烏帽子岳、東に伸びる尾根に連なる不動山、千回沢山である。口ボットピークよりは主稜線を縦走して、夏小屋丸を経て笹ヶ峰に登る。笹ヶ峰とその手前の小ピークは急登である。　　　　　　　　　　

大河内山

　夜が明け，今日もすばらしい登山日和。朝食をとり，不動山へ向かう準備をし笹ヶ峰分岐から不動山への尾根を下る。時折，大きな雪屁や細尾根の上を不動山に向かう。

不動への雪庇尾根

　周りには，烏帽子山、黒壁、三周ヶ岳、釈迦嶺、金草山、冠山、能郷白山や遠くには伊吹山、土蔵岳、白山が遠望できる。重い荷物を周りの景色で紛らわせる。目指す不動山やその左奥には、千回沢山が姿を見せる。

不動への尾根

　雪庇あり、ヤセ尾根ありと、いくつものアップダウンを繰り返して不動山・山頂に到着する。

千回沢山への雪稜

　雪庇あり、ヤセ尾根ありと、いくつものアップダウンを繰り返して不動山・山頂に到着する。

千回沢山への雪稜

　奥に見える次の千回沢山に向かう。千回沢山の後ろには能郷白山が聳える。尾根の右肩は山頂まで大きな雪屁が続く。すばらしい眺めが急登の辛さを紛らわせてくれる。最後の急登を登りきると千回沢山・山頂に到着する。山頂からの展望をしばし景色を楽しむ。