乙女渓谷キャンプ場の案内板の前を右折し、吊橋を渡るとニノ谷に入る。渓流に沿って敷設された桟をいく。

乙女渕

　ニノ谷の渓流に沿って敷設された桟（木階段）を登る。乙女渕の深い渓谷は、この桟によって安全に楽しむことができる。

和合の滝

　ねじれ滝、和合ノ滝を過ぎ、対岸へ渡る。さらに急斜面を登り、流れを渡り返しながら高度を上げていく。やがて小屋前に出る。

烏帽子岩

　みずみずしい緑の林のはるか上方に黒いエボシ岩が望まれる。やがて行く手の林越しの先に女滝が望まれる。夫婦滝にはもうすぐ。

滝を巻いて登る

　夫婦滝から左の急斜面をジグザグに登り、滝上部の沢にでる。流れに沿って20分ほど上流に進み、落差8mほどの滝の手前で左岸に渡る。細くなった流れを渡る。

鎧岩

　孫滝が最後の水場となり登りも急傾斜となる。鎧岩を通過して岩壁の棚をトラバースして第二展望台に出る。ここからの白草山の雄大な景色が望める。

急峻なカモシカ渡り

　高度が上がると「カモシカ渡り」と呼ばれるやせた岩稜の末端に出る。岩場を慎重に登ると、三の谷分岐に出る。なだらかな道を進むと兜岩に着く。

兜岩

　兜岩の頂上は、小秀山とその背後の御嶽山を望む絶好の休憩地です。兜岩から立ち枯れ木のある尾根のゆるい登降を繰り返すと、90度左折して深いササを分ける道になる。やがてササ原に湿地が点在する広い小秀平に出る。まさに深山の別天地です。

小秀山

　高原のようなゆるやかな山稜の深いササを分けたり、原生林のなかの登り下りを繰り返して進むと、巨岩が点在し360度の眺望が広がる小秀山に着く。