福井県大野市の南東にそびえる荒島岳は、大野富士とも呼ばれている。「日本百名山」の一座。勝原スキー場に入り登山。ブナの原生林は気持ちのよい登りである。ロングコース。
登山日 09/20
ルートマップ
勝原スキー場のゲレンデの登りは急登で夏季はつらい登りである。百名山で人気の山だけに、登山道は明瞭で迷うことはないが体力を要するロングコース。リフトの終点まで登ると小荒島の山稜が前方に広がる。
勝原登山口
ゲレンデを登る
経ヶ岳を望む
ゲレンデを登りきつと北に経ヶ岳の山容が目を引く。潅木帯を登ると登山口の標識がある。やがてブナの大木が林立する森の道になる。
ゲレンデを登りきる
ここに登山口案内がある
ブナの大木
ブナの大木が林立する森の道になる。豊かなブナの原生林が続く。緩急を繰り返す尾根を進む。
トトロの木が倒木
ここに登山口案内がある
シャクナゲ平
落葉樹が密生する急斜面を直登すると、シャクナゲ平に出る。ナナカマドやツツジに囲まれ山頂方面が見える。荒島岳方面に進むと右手から佐開からの道と合流する。鞍部まで下り「もちかべ」のヤセ尾根の胸を突くような急登が始まる。
もちかべの登り
足場の悪い急登が続く
露岩の鎖場の通過
露岩の鎖場を通過しながら一気に高度が上がる。傾斜がゆるくなりササに覆われた緩やかな起状の稜線になり前方に山頂が見えてくる。
傾斜のゆるやかな登り
山頂方面が望める
前荒島の登り
露岩の鎖場を通過しながら一気に高度が上がる。傾斜がゆるくなりササに覆われた緩やかな起状の稜線になり前方に前荒島の登りが始まる。
山腹の紅葉
前荒島山頂への登り
ササに覆われた緩やかな起状の稜線になり前方に山頂が見えてくる。東と南へ長大な尾根を派生する頂は、最高の展望台だ。
荒島岳山頂に
遠望に別山を望む
コース
勝原スキー跡場駐車場~リフト終点跡~湿地状凹地~シャクナゲ平~荒島岳
<往路所要時間3時20分 復路 2時20分>