伊吹山から北に延びる、岐阜・滋賀の県境の稜線。3つのピークが連なり、縦走気分と幾種もの花が楽しめる。
国見峠から木階段を上がり主尾根に取り付く。分岐を右に折れて、スギ林の尾根を登る。
国見峠
登山入り口
周囲の雑木林に変わると、急登になる。足場もゴロ石も多く幹につかまりながら登る。
山頂に近づくと以前アンテナあった広場に出る。尾根の樹幹をぬっていく。
イワウチワ
タムシバ
オオタチツボスミレ
ネコノメソウ
ヤマエンゴサク
ヤマシャク
ヒトリシズカ
ヒトリシズカ
花をウオッチングしながら登る。雑木林の園地のような穏やかな国見岳の頂稜に出る。
大禿山には、国見岳の南へ下る。県境稜線は岐阜県側が急斜面で、滋賀県側の林のなかを巻いては稜線に戻る。
ウマノアシガタ
フタバアオイ
ヒメレンゲ
ニリンソウ
ニリンソウ
鞍部から灌木の尾根を登り返すと、南北に長い大禿の山頂に着く。
大禿山~御座峰
大禿山~御座峰
大禿山から、南の穏やかな御座峰へと延びる吊り尾根を進む。御座峰からの展望は、伊吹山の大きな山容が間近に迫る。
御座峰から伊吹山を望む
御座峰から伊吹山を望む
国見峠→(0:50)→国見岳→(0:40)→大禿山 →(0:30)→御座峰→下山は往路