笠ヶ岳から西に張り出した尾根上にある岩山。奥飛騨温泉郷の中尾温泉から眺める錫杖岳は険しい岩峰郡の姿を見せてくれる。多くのクライマーに愛されている山です。正式な登山道はなくルートとなる沢は岩壁が続き、バリエーションル-トに近いものです。
笠ヶ岳から西に張り出した尾根上にある岩山。奥飛騨温泉郷の中尾温泉から眺める錫杖岳は険しい岩峰郡の姿を見せてくれる。多くのクライマーに愛されている山です。正規の登山道はない。
中尾高原口バス停から出発
蒲田川沿いに槍見館に向かう
登山口
岩ゴロの道
クリヤ谷登山口から入る。雑木林の中を登り穴滝を過ぎてクリヤ谷を渡渉する。水量の多いときは渡渉に要注意です。
穴滝
クリヤ谷の渡渉
岩壁を回り込む
錫杖岳の前衛フェ-ス
錫杖沢出会に左折して入る
前衛フェイス
笠ヶ岳と錫杖沢への分岐を左に折れてクリヤ谷と錫杖沢出会いに降り立つ。増水時要注意。
クリヤ谷と錫杖沢の出会
錫杖沢を遡る
沢沿い登ると右にそれて入る踏み跡が複数あるがクライマー道の踏み跡があり、間違いやすいので錫杖岩屋に向かって沢をつめる。
大岩ごろの沢
錫杖岩屋をめざす
錫杖の岩小屋
錫杖沢出会いから2.6㎞(30分)ほど登ると錫杖の岩小屋に着く。10人は泊まれる立派な岩小屋です。クライマーたちに愛用されている。
中央稜P3
岩屋のところでC沢と本沢の二つに分かれる。C沢に入らずに本沢を直進する。本沢を詰めて行くと沢はA沢とB沢の二俣に分る。a沢は滝壁があるので、右手のB沢を登る。
A沢とB沢の二俣点
b沢を登る
b沢沿った登り
b沢沿った登り
P3正面壁
沢は涸沢となり笹薮の薄い踏跡を、笹に掴まりながら小尾根まで登る。かなりの急登だ。
烏帽子岩
垂壁を持つ本峰フェース、そこから張り出して、ビル40階ほどあろうか
烏帽子岳の岩塔など大岩壁群は登山者を魅了します。
烏帽子岩
垂壁を持つ本峰フェース、そこから張り出して、ビル40階ほどあろうか
烏帽子岳の岩塔など大岩壁群は登山者を魅了します。
急斜面の笹薮をトラバースすると、A沢へ合流する。
a沢へヤブこぎとなる
コルに登り上がる
小尾根からA沢へは、トラバース気味でササをつかんでそのままA沢に合流する。あとは藪漕ぎして直登すると稜線コルに出る。
本峰正面壁
コルから岩峰をを巻いていく
本峰正面壁
錫杖岳本峰
主稜線大鞍部から本峰に向かうと、本峰岩峰がむかえうつ聳える姿は、飛騨の怪峰がとてもエキゾチックです。
本峰直下核心部
稜線コルから山頂までは、薄い踏跡はあるが、分かりにくい箇所もある。テープを目印にルートをを外さないよう注意。テープを追ってピッケルのある山頂に出る。
急傾斜要注意場所
南峰山頂
北峰
烏帽子と抜戸岳
遠望は笠ヶ岳と手前にクリヤの頭
遠望は笠ヶ岳と手前にクリヤの頭
■ルートマップ