広大な尾瀬ヶ原の湿原に静かに佇む燧ケ岳。

8月4日

大清水の駐車場を利用。まず乗合タクシーで一ノ瀬まで利用する。

大清水

一ノ瀬(シャトルバス停車場)

登山道・種子落

 一ノ瀬で橋を渡り川沿いに少し進み、樹林帯をゆるやかに登っていく。傾斜が増してくるなかをひとしきり進むと林道に出て、登山道は向かい側に続いている。

 

木道

ダケカンバ・ブナ林

三平峠

 ブナの目立つ樹林帯の急登を行くと、傾斜は次第に弱まってきて本道も現われ、三平峠に出る。峠から下りに入ると、前方の樹間には尾瀬沼の青い湖面が見えてくる三平下だ。

 

三平下

三平下・尾瀬沼

 三平下の尾瀬沼山荘で一日目の行程を終える。

尾瀬沼山荘

尾瀬沼と燧ケ岳

 尾瀬沼山荘から進むと30分弱で長蔵小屋に着く。燧岳を眺めながら、沼のほとりを行く。

尾瀬沼ビジターセンター

浅湖湿原に向かう

 長蔵小屋から沼山峠方向に木道をたどり、大江湿原の手前の分岐を左に折れる。浅湖湿原を横切る木道の手前に分岐があり、ここを右に折れると、燧岳へ続く長英新道になる。

浅湖湿原分岐

長英新道へ

尾瀬沼を見下ろす

 はじめはほとんど平坦な印象のゆるい登りが原生林のなかに続いている。道は次第に傾斜が増してきて、本格的な登りに変わってくる。左手に尾瀬沼の景観を垣間見ながら登っていく。北に見える俎高方向に進む。

長英新道から俎嵓

俎嵓から尾瀬沼を望む

俎嵓山頂(2346m)

 俎嵓から柴安嵓まで標差は10mであるが、いったん鞍部(2290m)まで下り、登り返しが62mほどある。沿面距離170mほど。

目指す燧ケ岳最高峰

燧ケ岳(柴安嵓)山頂(2356m)

尾瀬ヶ原と至仏山

尾瀬ヶ原と至仏山

長英新道と合流

 俎嵓から長英新道分岐まで戻りナデッ窪のルートを下る。涸れ沢でゴロ石の道を沼尻平に向かう。

ナデッ窪への道

ゴロ石の道

沼尻休憩地

 沼尻平から小沼湿原を通り皿伏山分岐に向かう。湿原を振り返ると燧ケ岳が見送ってくれる。

小沼湿原

皿伏山分岐

尾瀬沼と燧ケ岳

 皿伏山分岐から尾瀬沼周遊道(南岸道)を三平下に向かう。静かな尾瀬沼と燧ケ岳が印象的です。三平下からは、往路を大清水へ。

尾瀬沼南岸

三平下

【1日目】
大清水→(乗合タクシー)→ 一ノ瀬休憩所)→(1:15)→三平下→(0:20)→尾瀬沼ヒュッテ
【2日目】
尾瀬沼ヒュッテ→(2:15)→ナデッ窪道分岐→(0:30)→俎嵓→(0:20)→柴安嵓→(0:20)→俎嵓→(0:25)→ナデッ窪道分岐→(1:45)→沼尻平→(1:00)→三平下→(1:10)→ 一ノ瀬休憩所→(乗合タクシー)→大清水