鈴鹿山脈の竜ヶ岳から流れ出る宇賀川の宇賀渓谷は、花崗岩が浸食されできたもので、無数の瀑布と深淵がる。魚止滝、燕滝、五階滝、長尾滝などの名所がある。
05/04
御所滝
宇賀渓バス停脇の駐車場から歩き始め、売店街からY字路を右折し、北河内橋を渡って林道へ入る。植林や二次林で薄暗い林道を緩やかに登る。
林道をしばらく進み、吊橋を過ぎると右の山側から流れ落ちる竜の雫に出る。
林道が終点となり、右手には竜ヶ岳登山口(ホタガ谷道)がある。やがて白滝丸太吊橋の案内板があり丸太吊橋を渡る。
丸太橋からの滝
不安定な丸太橋を渡る。渓谷先にホタガ谷からの滝が見える。丸太橋を渡った先に魚止橋があり
魚止橋
魚止橋から渓谷
魚止滝
魚止滝
魚止滝から谷道分岐に戻り燕滝に向かう。岩壁をロープで乗り越す所もあり足場が濡れてスリップに要注意。
魚止滝から谷道分岐に戻り燕滝に向かう。岩壁をロープで乗り越す所もあり足場が濡れてスリップに要注意。
五階滝
五階滝
滝の最上部をスリップを避けるために靴を脱いで渡渉する。
岩場をへつっていく
ここから暫く谷に沿った遡行となる。渡渉と谷沿いの道とが交互に現われるが、渡渉する場所にはロープが張られている。正確に谷沿い道と接続する。間も無く深い淵に水音高く流れ落ちる長尾滝の前に出る。
ロープ使って渡渉
増水時は要注意
長尾滝
しばし滝を鑑賞の後、渡渉して右手の岩ガレに入り、鉄梯子を伝って滝の上に出る。
滝壺の淵を渡る
梯子を登る
長尾滝の滝壺
滝の上に出て、再び渡渉して正面に石積みの堰堤が見え始める頃、石榑峠へ向う分岐を分けて砂山方向へ左折して山道を登る。
渡渉する
砂山への分岐
砂山
山道は尾根に向う山腹道で、よく踏まれているが急登となり、ようやく尾根に出て、笹と雑木の下を抜けると、急に明るいピークに飛び出す。ピークから、樹林の下の平坦な良い道は、やがて急な降り道と変り、少し登って砂山に着く。竜ヶ岳のパノラマが拡がっている。