五宝滝は、岐阜県八百津町役場から北に3.7km程の五宝滝公園の場所。五宝滝は5つの滝からなる名瀑。3段に連なり合計落差が80mになる一の滝・二の滝・三の滝と、剣豪 宮本武蔵が修行をしたという伝説が残る、二天の滝・円明の滝がある。


 愚堂東寔が住職の時代に沢庵和尚(沢庵宗彭)の勧めにより宮本武蔵が訪れたとされ、その際に座禅をしたという石が残っている。

大仙寺

宮本武蔵が禅の修業したという座禅石

 大仙寺は岐阜県加茂郡八百津町八百津にある臨済宗妙心寺派の寺院。山号は臨滹山。永保寺、正眼寺とともに美濃三道場と呼ばれた古刹。(ウィキペディア)

座禅石

臨滹山大仙寺門

五宝滝公園

 五宝滝公園には広い駐車場がある。駐車場から紅葉を楽しみ透きとおたせせらぎ沿いの細道を上がっていく。

 
沢沿いの紅葉
五宝滝公園

 やがて「武蔵の広場」がある。3mもありそうな巨大な武蔵の二刀流に構えた肖像のレリーフパネルが飾られている。ここから滝巡りです。

 水車小屋
沢沿いの紅葉

 

二矢橋

 武蔵の広場から、さらにせせらぎ沿いの細道登り二矢橋を渡り武蔵渓谷の五宝の滝をめざす。

落差13mの三ノ滝

二の滝

 3段の滝の真ん中の位置する二の滝は落差約23mあり朱色の掛け橋から眺められる。

一の滝

 3段滝の最上部にある一の滝は、落差約44mの落差で最大の落差で迫力がある。

急坂にかかった階段を上がる

石段を登る

円明の滝に向かう

円明の滝

二天の滝

 小さくかしこまった二天の滝と武蔵が滝に打たれた円明の滝。静かに瞑想にふけりながら滝に打たれたことだろう。それぞれ円明流、二天一流にちなんで名付けられたとのこと。

五宝滝絶景ポイント

 一の滝、二の滝、三の滝が見渡せる。中央には赤い太鼓橋が映え、あたりを一望できる。垂直の斜面をびっしりと深い木々が覆う。