仁田峠一帯(普賢岳の麓)のミヤマキリシマ。10万本に及ぶミヤマキリシマの群落が、山腹を覆うその色鮮やかです。
 見ごろ時期は5月初旬から中旬ごろ。
 ・仁田峠~普賢岳

咲き誇るミヤマキリシマ

 平成2年11月に雲仙の主峰である普賢岳が198年ぶりに噴火して新たに標高1,486mの平成新山(溶岩ドーム)が誕生。仁田峠一帯(普賢岳の麓)のミヤマキリシマ。10万本に及ぶミヤマキリシマの群落が、ピンクのじゅうたんを敷き詰めたように山腹を覆うその色鮮やかさは見事です。


 池ノ園地のミヤマキリシマの群落から正面の妙見岳を見て進み仁田峠の駐車場からの登山。仁田峠駐車場から薊谷(あざみたに)コース登山口に入る。すぐに普賢神社がありその横を通り整備された道を登る。

ミヤマキリシマに包まれて

 島原半島ではミヤマキリシマは雲仙ツツジとして知られている。この花を咲かせる低木は古代火山の基盤で酸性の土に生い茂り、5 月に明るい ピンクや紫の花を咲かせることで名高い。 
 

ミヤマキリシマに包まれて

 島原半島ではミヤマキリシマは雲仙ツツジとして知られている。この花を咲かせる低木は古代火山の基盤で酸性の土に生い茂り、5 月に明るい ピンクや紫の花を咲かせることで名高い。 
 

普賢神社横登山口

ここに小鳥の水呑場がある

 鬼人谷と薊谷の鞍部の紅葉茶屋

迫力の妙見岳南壁

 薊谷に沿って登り紅葉茶屋の分岐から普賢岳西尾根に登る。南西方向に垂壁を見せる妙見岳が印象的です。

紅葉茶屋から普賢岳に向かって急坂を登る

急坂には、ところどころにフィックスロープ

 普賢神社先から平成新山

普賢神社

 急登を登りしだいに見晴らしが良くなり普賢神社の祠のある場所に着く。普賢神社祠から少し北に進むと秩父宮殿下登山記念の碑が建てられている。ここから山頂はすぐ。

普賢岳から平成新山

普賢岳北尾根から平成新山

風穴

国見岳への分岐

 国見岳を望む

国見岳への登り
国見岳

 ミヤマキリシマは高山に咲くツツジで、平地よりも小さめの花が特徴です。この花は、長崎県の県花で「雲仙ツツジ」とも呼ばれている。


コースとタイム

 仁田峠(08:00)⇒紅葉茶屋(08:50)⇒鬼人谷口(08:55)⇒鳩穴分かれ(09:30)⇒立岩の峰(09:55)⇒霧氷沢分かれ(10:05)⇒普賢岳(10:30)(11:00)⇒紅葉茶屋(11:15)⇒鬼人谷口(11:20)⇒国見分れ(11:45)⇒国見岳(12:05)(12:15)⇒国見分れ(12:30)⇒尾根道出合(12:40)⇒妙見神社(12:50)⇒仁田峠(13:20)