芝沢ゲート駐車場

 北又渡から1㎞ほど行くと、芝沢ゲート駐車場がありここから登山開始となる。ここから易老渡まで4.5㎞ほどあり、1時間超を要する。

易老渡手前崩落個所

易老渡

易老コース 

 易老渡の遠山川上流に茶色い鉄製の橋がかかっている。遠山川にかかる小さい橋を渡り、植林に入っていくと、急な登りとなる。小1時間も歩けば尾根に出る。

易老渡

樹林帯を登る

 尾根道

 尾根上の道は今までよりも緩やかになる。尾根上から800m、標差300mほど登ると突然、広々とした平坦地の面平に出る。

深い森

面平

 

 面平から北東寄りに歩きはじめ、しだいに尾根の中央部に取り付いていく。2254.1mの三角点がある場所は、樹林の中でありながら広々としている。

深い樹林帯

2254.1mの三角点

樹間から聖岳

 2254.1mの小ピークからの下りは木の根が張り出した岩場のため、足場が悪くすべりやすい。コルから登り返し、整然としたシラビソの林を進めば易老岳の分岐に到着する。

岩場が悪い樹林

易老岳

 易老岳から樹林帯を下りはじめると開けた倒木帯に出る。道は稜線の北西側に移り。大きく下る。稜線が平坦になり、進行方向に見上げるほどの斜面が迫れば三吉平とよばれる鞍部に着く。

 

ガレ場

 

三吉平

 涸れ沢

 薄暗いカエデの林に入り、涸れた沢状の道を登る。不安定な石が多く、段差もあるので少々歩きにくい。曲がりくねったダケカンバが現れると傾斜も緩み、明るく開けてくる。東側の樹林帯の縁に水が出ている場所が静高平。

 

静高平

センジガ原

 ハイマツの林を抜ければ、亀甲状土とよばれる構造上の発達した凹地のセンジガ原に出る。木道の果てに光小屋が見える。

イザルガ岳分岐

光小屋

 光小屋の裏側から歩きはじめる。途中、百俣沢ノ頭と柴沢を経て寸又峡温泉に下山する道を左手に見送る。針葉樹とダケカンバの林を抜けると標高2591.1mの光岳山頂。

光岩

 光岳のいわれとなった光岩が尾根上に突き出ている。光岩は石灰岩で、白みが強いため、日の光を受けると光っているように見える。

光岩

光岩岩頭

光岩より不動岳方面

光岩より不動岳方面

遠望に富士山

遠望に富士山

【1日目】
芝沢ゲート→(1:00)→易老渡→(1:30)→面平→(2:50)→易老岳→(1:00)→三吉平→(0:55)→イザルガ岳分岐→(0:10)→光小屋→(0:20)→光岳→(0:15)→光石→(0:30)光小屋
【2日目】
光小屋→(0:20)→イザルガ岳→(0:35)→三吉平→(1:05)→易老岳→(1:20)→面平→(0:45)→易老渡→(0:50)→芝沢ゲート