登山ルート
21世紀の森
奥牧谷登山口
推定樹齢400~500年といわれる全国的にも珍しい杉。古木を苗床として、一本の幹から新たな芽が出て複数に枝分かれている。70株以上も群生している。
奥牧谷
きれいな流れを対岸に波り、スギ林の中の薄い踏み跡を上流に向かう。壊れそうな丸太橋渡っていく。
渡渉していく
壊れそうな丸太橋
樹間から滝
きれいな流れを対岸に波り、スギ林の中の薄い踏み跡を上流に向かう。やがて滝の落下音を耳にしながら急斜面を登ると、二俣出合のナメ滝に出る。
ナメ滝
不安定な山腹
谷を分ける小尾根を高巻いて反対側へ乗り越し、右俣の奥牧谷本流に沿って登る。ヒノキ林が現われると踏み跡が乱れがちになる。一段上のヒノキ林へ上がり、林を抜けると谷は狭くなる。流れに沿う踏み跡はあいまいたが、転石を拾いながら登っていく。
沢も細くなる
紅葉の見どころ
源流付近
目印となる根立木
樹間から滝
やがて谷は広がり、コナラ、ブナ、ミズナラなどの美しい落葉樹林のなかをジグザグに登りだす。踏み跡が落ち葉に埋まり明瞭ではない。
カエデの紅葉
落ち葉の斜面
やがて濯木を分けると奥牧谷分岐に出る。左へ急登すると、樹木が切り開かれて360度の眺望が開ける蕪山頂上に着く。
尾根道と出会う
蕪山山頂(1069m)
遠望に白山
日永岳と能郷白山の山々
下山は株杉ルートへ
下山は奥牧谷分岐まで下り、南へ稜線をたどって顕著な尾根を鞍部へと下る。周囲は落葉樹林が茂り、眺望はすっきりしないか、季節の彩りが美しい。鞍部から尾根をゆるやかに登りかえすと963mピークに着く。
落ち葉の絨毯
P963手前の鞍部
株杉&尾根ルート分岐
963mピークから標差150mほどを一気に下るとやや平坦地となる。潅木が多くなり、さらにジグザグに下り、若い植林が多くなると、尾根を南の谷側へ巻いていく。左へ山腹を行く杉株道の分岐となり谷道に入る。
谷道
岩清水
沢筋を下っていくと左の山腹に入り根曲がりの杉を過ぎていくとスギの巨木もあり、深山の雰囲気でやがて樹齢400から500年の巨大な株杉の群生を見ながら下山する。
落ち葉の絨毯
根曲がり杉
巨大な株杉
古木を苗床として伸びる杉