高賀山は岐阜市から北30㎞の関市洞戸の北端にあり、瓢ヶ岳、今淵ヶ岳ととも高賀三山と呼ばれる大きな山塊をなしている。平安時代に藤原高光公がこれらの山々を収り囲むように高賀六社と呼ばれる神社を建てて以来、雨乞いに、修験にと多くの人々の信仰を集めてきたと言われています。
登山日:01/22
東屋の横に登山口があり御坂峠に向かう。積雪は40~50㎝位でよく締まってトレースもはっきりしているのでノーアイゼンで壺足でスタートです。スギ林の中を通り20分ほど登山道を登ると東屋のある林道出会に出る。
登山口の自然公園までは道路が凍結で通行止。
高賀の森自然公園登山口。
東屋の横に登山口があり御坂峠に向かう。積雪は40~50㎝位でよく締まってトレースもはっきりしているのでノーアイゼンで壺足でスタートです。スギ林の中を通り20分ほど登山道を登ると東屋のある林道出会に出る。
登山口の自然公園までは道路が凍結で通行止。
高賀の森自然公園登山口。
垢離取場(こりとりば)、神仏に祈願する際、水を浴びて体のけがれを去るところ。御坂谷の木橋を渡り垢離取場を過ぎて谷に沿って登っていくと、40分ほどで二つの大きな不動岩屋にたどり着く。
コードと共に積雪も多くなる
不動岩屋
不動岩屋を過ぎて標高800mあたりから傾斜もきつくなりアイゼンからスノーシューに履き替えて登る。急斜面の登りではスノーシューのヒールリフター(山用のみ有)を使用して登る。標高差350mほどの急斜面(GPS測定斜度35°前後)を登りきると御坂峠に出る。
積雪量が増し、スノーシュー装着
開けた御坂峠
乗鞍を望む
乗鞍を望む
御坂峠からの尾根道
白山
御坂峠から切り開かれた尾根道を800mほど標高差150mくらい登ると山頂に着く。山頂は北の展望がすばらしく、能郷白山、平家岳、滝波山、手前に蕪山、遠く白山連峰、大日ケ岳と奥美濃の山々が続く好展望だ。
奥美濃の山々が続く展望
奥美濃の山々が続く展望
ルートマップ
高賀神社登山口→(1時間)不動岩屋→(50分)御坂峠→(30分)高賀山→(20分)御坂峠→(30分)不動岩屋→(40分)登山口