瓢ヶ岳は、長良川中流に位置する山で、今淵ヶ岳、高賀山とあわせて高賀三山として親しまれている山。片知渓谷のふくべの森公園より登ることが多いが、今回は郡上市美並町粥川谷の奥宮ルートから登る。
登山日:11/02
奥宮ルート図
コースタイムは、登り:2時間30分 下り:2時間20分
星宮神社
登山口
国道156号を南下して県道315号に右折する。「美並ふるさと館」への道標に従って粥川谷を遡ると星宮神社がある。星宮神社から約2㎞・標高480mほど先の橋のT字路が登山口になっている(登山口の看板有)。数台駐車が可能。(トイレなし)
白髭の滝
奥宮林道のT字路が登山口(480m)になっている。なお車は数台の駐車が可能(トイレなし)。白髭の滝登山道に入って粥川谷を右岸に渡る。右山側には落差20~30mぐらい糸を引くような滝(白髭の滝)が見られる。
粥川谷の渡渉
山腹に入る
三枚滝
やがて三枚滝の分岐に出会う。三枚滝の分岐を通り沢を左岸に渡る。谷は三本の支流に分かれていて、道は左の谷と真ん中の谷の間の支尾根に付けられている。
沢の渡渉
渡渉後に案内板
綺麗な小滝からしばらくすると正面に真っすぐに落ちる滝が見えるところがある。この滝の上部は急峻な谷で、道はこの滝などを左岸から高巻いて登っていき、やがてこの谷の上流のガラガラした沢沿いに行くようになる。一旦林道らしき道に出てさらに山腹を登る。
ナメ滝・渡渉
高巻きする
林道に出会う
道はこの沢から離れ、左手の支尾根に登る。登りあがると支尾根上にはモミの木の大木がある。支尾根の急登を登るとやがて奥瓢との分岐に出る。
支尾根の案内板
支尾根
奥瓢との分岐
奥瓢との分岐を左に分けて山腹をトラバースして三枚滝から分けた一番左の沢に出る。ガラガラしたごろ岩の沢を渡っていくと大岩に出る。
山腹をトラバース
ガラ沢
大岩の横を通過
さらに沢を渡り返すとやがて水源の水場に出る。さらに急登を登ると瓢ヶ岳の支尾根に出る。支尾根を右に折れていくと展望が開けて瓢ヶ岳山頂は近い。
奥宮ルートの核心部
水源地
山頂直下
瓢ヶ岳山頂
遠望に乗鞍岳
対面に高賀山
奥瓢
下山は奥瓢を経由して奥宮登山口に向かう。奥瓢から230mぐらい先が中美濃ルートと奥宮ルートの分岐となる。ここの分岐を右の支尾根に沿って下る。ここの下りは激下りで標高差270mぐらいを一気に下り登りの左右ルートの分岐に出る。ここから往路を下山。
栗生岳
激下り