籾糠山は飛騨高地の中央部に位置する山。湿原や渓流を抱く豊かなブナの森で、四季を通して、秋は紅葉の見どころです。県立天生自然公園で、登山口から山頂までは約4㎞弱で、日帰り登山の山として手ごろ。眺望も素晴らしい山。

登山口

 天生峠駐車場から右手の尾根の上に上がると展望台がある。左に折れて尾根上を進む。紅葉の最適期で、天生湿原に向かう。

天生湿原に向かう

天生湿原

天生湿原

 天生湿原の中の匠屋敷跡には匠神社がある。春は、ミズバショウ、シラヒゲソウ、ミツガシワなど多くの花が季節を色どるが、秋は紅葉につつまれて湿原も草紅葉で秋一色です。

匠神社

湿原も草紅葉

ブナ林の黄葉

 湿原から少し下り、天生谷川の源流部の渓流に出る。トチやカツラの巨木が混じる中を行く。やがてカラ谷分岐に出る。ここからカラ谷道を登る。

古木

カラ谷分岐

自然林が美しい

 紅葉を楽しみながらカラ谷沿いにしばらく行くと道は籾糠山分岐に出る。ここは木平湿原との分岐になる。

かつら門

カラ谷を遡る

籾糠山分岐

 籾糠山分岐を右へ進んで急な尾根を登る。少し下って登り返しコメツガの混じる最後の急登を登りきると、籾糠山山頂に着く。

ダケカンバの黄葉

籾糠山山頂

山頂から北アルプスの眺望

山頂から北アルプスの眺望

木原湿原に向かう

 籾糠山から分岐まで下りて標識に従い直進して木平湿原に向かう。紅葉を楽しんで鞍部から登りあがると一変して開けた木原湿原に出る。

ダケカンバ

紅葉のトンネル

木原湿原

木原湿原

 

 木平湿原から木原登山道を天生湿原に向かう。台地から標高1512mまで標差195m紅を下る。ブナ林が多く紅葉につつまれた美しい森です。

 

 

 

 美しい森の紅葉を楽しんで天生峠登山口に出山です。

 

 

●コース:◇天生峠~天生湿原西回り~籾糠山頂上 (所要 時間2時間)◇籾糠山頂上~子平湿原~天生湿原東回り~天生峠 (所要時間2時間)

●コース:◇天生峠~天生湿原西回り~籾糠山頂上 (所要 時間2時間)◇籾糠山頂上~子平湿原~天生湿原東回り~天生峠 (所要時間2時間)