竜頭山(りゅうずさん)は、奥三河の設楽町・鳳来町・作手の境に位置する山で、各地にある三国岳のような存在だ。山麓から見た山容は特異な姿をしている。豊川の源流のひとつ、当貝津川に架かる鳴沢ノ滝近くの山麓から眺めると、簡単に登れそうに見えるが、尾根の傾斜は意外に急で、登りがいがある。
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跳ね上げた尾のようにも見える竜頭山
竜頭山(りゅうずさん)は、奥三河の設楽町・鳳来町・作手の境に位置する山で、各地にある三国岳のような存在だ。山麓から見た山容は特異な姿をしている。豊川の源流のひとつ、当貝津川に架かる鳴沢ノ滝近くの山麓から眺めると、簡単に登れそうに見えるが、尾根の傾斜は意外に急で、登りがいがある。
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作手守義地内
鳴沢苑駐車場から南に下り沢沿いに畑の中の道を行くシカ対策なのか電柵設けてある。 一旦バス通りの県道35号線に上がりバス停前民家の間を下りて行き、小川に渡してある 大きな鉄板の橋を渡る。すぐ先に竜頭山登山口の小さな道標がある。
鉄板の橋
登山道入り口
沢の渡渉
護岸工事された川岸を進む。道は左に曲がり登山口の案内板から先で渡渉する。岩が滑りやすく注意しながら対岸に渡り、丸太で作られた梯子段を上る。
新城の山間
ヒノキ林を登る
これから灌木の中、急登となる。やがてヒノキの植林となり歩きやすくなるが急登は稜線まで続く。この時期残雪が凍結しているところもある。左の視界が稜線の近くで一部開け、小滝の集落が見られる。
灌木の南尾根
マツの大木
さらに急登が続きやがて尾根を巻くようになると、まもなく竜頭山と小竜頭の分岐がある稜線に着く。
分岐に向かう
小竜頭の分岐
分岐で右にとり竜頭山に向かう。稜線は、アップダウンの少ないなだらかな道だ。残雪の自然林の中を縫うように下っている。
ヒノキ林の尾根
山頂間近
道は大きく左に曲がり始め植林の中の鞍部に着く。ここからなだらかな登りを行くと竜頭山山頂の道標がある。山頂は植林に囲まれた広い緩やかな山頂だ。ヒノキの植林のため展望は望めない。
竜頭山山頂
二等三角点の竜頭山
分岐まで戻り小竜頭山に
小竜頭へは、分岐まで戻り、稜線を進む。左は、きれ落ちて ヤセ尾根で、小滝の集落が望める。やがて稜線は急な下りとなり、まもなく小竜頭だ。小竜頭は断崖になっていて平山明神山・鹿島山と連なる設楽の山並やその後方に南アルプスが望める。
小滝の集落方面を望む
小竜頭山山頂
不動岳・丸盛岳・黒帽子岳
■コースタイム
鳴沢苑P(10:07)→沢の渡渉(10:24)→小竜頭山分岐(11:20)→竜頭山(11:54/12:50)→小竜頭山分岐(13:15)→小竜頭山(13:26/13:42)→小竜頭山分岐(13:45)→鳴沢苑P(14:38)