大杉峡谷を登る!!
 大日ヶ岳は長良川最上流も日本海と太平洋に水を分ける分水嶺の山。登山道はダイナランド、ひるがの高原ルート、桧峠とあるが、桧峠(満天の湯)から登る。
登山日:09/02

大日嵓

 登山口は宮川第三発電所の裏手に入るとすぐ太い鎖付きの岩棚道となる。 大日嵓の中腹をコの字形にえぐってつくった道である。ところどころ岩の間から水が滴り落ちて濡れているので。要注意です。

大日嵓吊り橋

 大日嵓吊橋、能谷吊橋、地獄谷吊橋と渡るうち京良谷出合に着く。 出発して1時間あまりです。河原に出て休憩をとる。 水越谷出合をすぎると、ほどなく千尋滝前休憩所に着く。

千尋滝

 千尋滝(せんぴろだき)は扇を半開きにした形の岩の斜面を流れる華麓な滝である。高さ135m、大杉谷中で最高の落差を誇る。

エメラルドグリーン

 千尋滝からシシ淵間は崖崩れが起こりやすく、崩壊地を巻いていくので危険が大きい。足元に注意して進む。

シシ淵とニコニ滝

 シシ淵とニコニ滝は静と動のみごとな調和を見せている。平等嵓も奇観である。

平等嵓の吊り橋

 吊り橋から見上げる平等嵓は、奇観の絶壁で迫力がある。

桃の木山の家

 出発して実働4時間20分ほどで桃ノ木山の家に着く。

七ツ滝

 桃ノ木山の家から七ツ釜滝展望台まで30分。滝見に感動して、また登りにかかるが、ここか垂直の岩壁をくりぬいた道となり、一段と注意が必要となる。特に下りで事故が多発している。

七つ釜滝吊り橋

岩場:二段に張られた鎖を握りながら慎重に登る。

七つ釜滝吊り橋

 七ツ滝から堂倉滝は2014年4月の前線開通まで10年間通行止めになっていた。

清らかな流れ

光滝

堂倉滝

 七ツ釜吊橋で右岸に渡ると少し平坦となり光滝、隠滝、堂倉滝と名瀑が続く、堂倉滝は低いながら堂々たる風格のある滝です。

堂倉吊り橋

粟谷小屋

 堂倉滝からは滝から離れ、岩の多い尾根を登ることになる。林道を横切ってすぐの階段を上がって粟谷小屋へ。