大白木山は国土地理院の基準点名は「黒津」と記載されている。根尾西谷川と東谷川に挟まれた山で、山頂からの展望は一級品です。
登山日:2018/11/18

登山口

 押波から押田土へ抜ける九十九折れの道を折越峠まで車で入る。折越峠登山口は峠から少し越波方向に下った左側に登山口案内板もある。登山口からいきなり鉄パイプの手すり付きの急登を登る。しばらくすると右側が大きくガレている。左側は植林帯。登山道は反射板の巡視道でヤブ化が避けられて整備されている。

折越峠北西面山腹

わずかなモミジの紅葉

GPS解析による登坂断面図

 この山の特徴はGPS解析図の通り平均俯角39度の急登で二段登です。しかもいずれの急登もヤセ尾根の直登です。登り始めて崩壊場所を通過後第一の急登が始まる。標高差225mを一気に直登です。何回一息入れたか・・・やっと第二反射板の分岐点に到着です。ここでやっと山頂までの二分の一です。

 

直登の急登

左に笠ヶ岳・右に奥穂高

 ブナの大木が樹上を覆う。登山口から山頂まで直線距離で1.9㎞の急な尾根にしては豊かな自然に恵まれている。やがて左に下る廃道の尾根を分けて、やや右に曲がる。1078mの標高点を越えた。

根上り桧

屏風山が印象的

分岐から大白木山を見上げる

 分岐点から山頂に向かう。ここから一旦下りとなりせっかく稼いだ標高も標高差45mほど下って鞍部に着く。ここから第二の急登の始まりで途中、足場の悪いいやな尾根右斜めに登高して再び尾根の急登に入る。ここの急登を登りきると開けた三角点に登頂です。

苔むした岩や樹木

鞍部から最後の急登

登り甲斐のあった大白木山頂

登り甲斐のあった大白木山頂

 好天にも恵まれて山頂からは大パノラマで展望が楽しめる。白山の広大な裾野の全容が眺められる。

 好天にも恵まれて山頂からは大パノラマで展望が楽しめる。白山の広大な裾野の全容が眺められる。

こんな遠望の御岳山も今日は身近に見える

こんな遠望の御岳山も今日は身近に見える

屏風山

屏風山

 
コースとタイム

折越峠登山口⇒根上がりヒノキ⇒大白木山頂(登山口から1時間45分 下山は往路を下山(山頂から1時間30分)