飛騨の山々の絶景の山(無雪期)
 古の白山信仰に思いを馳せ、展望の頂へ能郷白山に温見峠から登る。
登山日:2016/06/06

ブナ林

 越前と奥美濃を分ける温見峠には登山道の案内板がある。最初から樹林の急登だが、ブナ、ミズナラ、ナナカマドの明るい落葉樹林で、人気の山で登山者も多いので登山道はよく整備されている。

温見峠登山口

自然林の中

急登

 途中の岩場にも固定ロープが設置され、安全に登れるようになっている。登り始めて250mぐらい先からピーク1492mまでは俯角28.4度とかなリきつい傾斜が860m位い(1時間程度)続く。ひと汗かいて登ると、背後が開けてくる。蝿帽子嶺、その背後に白山の峰が目に人る。一本の太いブナの木がある。

ブナの大木

蝿帽子嶺と白山

雪田

 やがて灌木で足元に笹が出てきて左右の視界が広がってくる。ピーク1492mに出ると一息つけるようになる。ここから1570mぐらいの小ピークまで左側が大きく沢に切れ落ちたガレの上部の2所を通り小ピークにでる。ここらやや下ると雪田がある。涼しい風が通り抜けていく気持ちのよいが所である。

P1492mに

稜線に出る

能郷白山頂

 雪の重みで押しつぶされたダケカンバの枝などを跨いで通る。笹尾根にの小さなピークを越すと能郷白山頂上の一等三角点にたどりつく。周辺は灌木に囲まれ展望はない。

山頂への稜線

白山を望む

能郷白山頂

 山頂から5分ほど南にある白山権現の祠に着くと360度の大展望が得られる。白山権現祠に来る途中に能郷谷からの合流地点あたりにカタクリの見事に咲き誇る群生やザセンソウなどの花も見られてる。

カタクリの群生

白山権現祠へ

白山を望む
白山を望む

■ルートマップ

 
■コースとタイム
登山口(9:18)→第1ロープ(9:41)→1492m(10:30)→400m案内板(10:54)→山頂(11:08/11:15) →白山権現祠(11:20/11:25)→山頂11:30/12:19)→登山口(13:48)