白山・花々に彩られる信仰の山
　全国に白山神社が数多く祀られ、古来から信仰の山として多くの人々から崇められてきた。白山に別当出会から登る。
作成日：2016/08/10
 
　別当出合から歩き始め、すぐ観光新道への道を左に分けて右の砂防新道へ進む。別当谷の川原へ下っていき、吊橋を渡り、ゆるやかな登りを行く。しばらく柳谷に沿っていき、左下に別当谷を見ながら進む。樹林帯にはブナの木も見られ、しばらく登ると休憩所があり、さらに行くと中飯場に出る。
 

　中飯場で林道を横切り、樹林のなかの急登を行くと別当覗になる。しばらく登ると広場に出て、大きくゆるやかなジグザグをきって進む。シラビソの樹林帯となり、ひと登りすると高飯場の石垣の休場に出る。樹林帯を抜け、開けた道となり、ひと登りすれば甚之助避難小屋に着く。

　避難小屋から左へ進み、ゆるやかな道を行く。石段の道を登り、しばらくすると南竜ヶ馬場へ1㎞の分岐に突き当たる。左折して、ゆるやかな道を行く。途中、小さな沢をいくつも渡り、岩やザレ場の急登を越え、白山延命水の水場になる。さらに１時間ほど登りつめると黒ボコ岩に出る。

　黒ボコ岩で別当出合で分かれた観光新道を左から合わせ、弥陀ヶ原のお花畑に入る。石が敷かれた参道のような道を進み、右からエコーラインの道を合わせると五葉坂にさしかかり、岩の急登を登り切れば室堂平に達する。室堂センターや宿泊棟、白山奥宮祈祷などがある。

　鳥居をくぐり、お花畑のなかの道を登り始める。徐々に傾斜が増し、青石、高天原を過ぎ、急登すると白山比咩神社奥宮が鎮座する御前峰に達する。一等三角点や方位盤も置かれている。

　頂上から御宝庫の岩峰をめざしてゆるやかに下り、北ヘザレた急坂をジグザグに下っていく。紺屋ヶ池めざしていっきに下り、大きな岩の間を抜けて血ノ池に出る。池に沿って進み、大汝峰からの道を右から合わせて大汝山に登る。