ロープウェイで西穂高岳に
西穂高岳 2,909m
独標手前までは、たおやかな稜線です。独標からは一変して岩稜帯となり、大小13ものピークを越えて行かなければならない。山の事故は下りに起こることが多いが、ここでは登りにも下りにも危険があることを念頭に置いて歩くようにしたい。
登山日:2018/10/8・9
[鍋平駐車場から笠ヶ岳]
鍋平駐の登山者用有料駐車場に駐車(駐車料金二日600円)して登る。しらかばだいら駅からローウェイを利用して西穂高口駅の千国園地に降り立つ。祭日の快晴で観光客で大賑わいでした。
[西穂高口駅屋上から双六方面を望む
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[西穂高口駅屋上から焼岳を望む
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鍋平から笠ヶ岳
鍋平から笠ヶ岳
鍋平高原・アルプス大橋
鍋平高原・アルプス大橋
[千国尾根から西穂]
千国尾根からコメツガやオオシラビソの針葉樹林の道を登る。いったん小鍋谷分岐の鞍部に下りるが、ここからの登り返しがきつくなる。最後は右に斜上すると西穂山荘に着く。今宵はここに宿泊です。
[白山が望める快晴です
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[登山者で賑わう山荘
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[独標・ピラミッドP目指して]
西穂山荘から西穂目指して出発です。丸山からは広いハイマツ帯の尾根を登る。やや急な傾斜となり、さらにゴロゴロした石の斜面を足をとられぬように登る。やがて飛騨側に入っていく岩場になって西穂独標直下の鞍部になる。岩場をペンキの印に従って独標に登りあがる。
[西穂丸山
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[独標]
笠ヶ岳
笠ヶ岳
[西穂独標]
独標から西穂高岳への第一歩、独標の下り出しが危険だ。上から見て分かりにくいこともあるが、踏み出した岩場がもろいせいです。慎重に三点確保の姿勢で下るようにしする。30mほどの岩場下りです。
[独標の下降は要注意
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[向かうピラミッドピーク]
[ピラミッドピーク]
独標鞍部から2回ほど岩稜のナイフエッジを登下降すると険しい尖峰ピラミッドピークに出る。正面には西穂高岳が見える。前穂高岳の展望もよい。ピラミッドピークは平坦で細長い頂きだ。ここまで登ってこられれば、西穂高岳までは比較的スムーズに登れる。
[チャンピオンピーク目指して
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[難所の連続]
[チャンピオンピーク]
次に正面に見える尖ったチャンピオンピークを目指す。いったん下って岩場を急登する。クサリが張られているので三点確保でクリアできる箇所。ピーク下で左に回り込み下る。同じようにして二っほどのピークを越える。次に現われるクサリの張られた斜面もゆっくり登れば大丈夫だ。後方に広がる鋭い岩峰のロケーションが勇気付けてくれる。
[チャンピオンPに向かう
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[チャンピオンピーク
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[3峰の向こうに西穂高]
さらにいくつも岩峰を巻きながら進む。最後の登りはルンゼ状のクサリと10mほどの稜線の急登。思ったほど困難ではない。立ち休みを繰り返して行けぱ大丈夫だ。
[山頂はすぐそこ]
[山頂直下
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西穂高山頂
西穂高岳
西穂高山頂から奥と前穂
山頂から奥穂と前穂