三上山(みかみやま)432mは、滋賀県野洲市三上にある山で三角錐の美しい稜線で「近江富士」として知られている。山頂までの登山道は、御上神社側から表登山道と裏登山道の2ルート、近江富士花緑公園側から1ルート整備されている。今回は、裏登山道から登り表道を下る登山。
登山日:2020/03/25
妙見堂跡
妙見堂跡前に5~6台ほどの駐車場がある。ここからイノシシ策開閉口を入り、すぐに表裏道の分岐があり裏道ルートから登る。しばらくヒノキ林の整備された道を登る。
イノシシ策
表裏道の分岐
ゴロ石と根っこの道
登山口からスギ林の中を20分ほど登ると雌山(
めやま)との分岐の打越に着く。右の折れて雌山に立ち寄る。雌山まで往復15分ほど。
打越
雌山
ミツバツツジ
雌山から打越まで戻り山頂に向かう。登山道は、ゴロ岩と根っこの道を登る。やがて急登となり大岩を左に見て登ると姥の懐に着く。
打越
大岩
姥の懐
姥の懐に立ち寄る。足元が狭い所を登ると大きな岩穴が現れる。天保一揆の時、江戸幕府検知役人市野茂三郎らがこの岩かげに逃げ隠れたといわれています。
姥の懐分岐
姥の懐への道
岩場
姥の懐から山頂に向かうと岩場の急登になる。太いロープが張られている。ここを登り上がると間もなく祠のある山頂に着く。山頂には磐座と見晴らし台があり飯道山から比叡山にかけての山並みが一望できる。
木階段
三上山山頂の磐座
遠望に比叡山
遠望に比叡山
手すりのついた岩場
山頂で展望を楽しんだ後、表道を下る。手すりのついた岩場の急斜面で転倒要注意です。ヒトツバ群落や大岩を下っていくと割岩に出る。
三上山山頂部
岩場の急降下
割岩
割岩はリュックを背負っては通れない。ヨコ歩きでやっと通れるほどです。割岩を抜けるとゆったりとした下りとなり、やがて中段の道分岐に出る。
割岩の中
割岩を抜ける
表道を中段の道分岐へ
中段の道分岐を左に折れて山腹をトラバースするように裏道と合流して裏道の往路を下山する。
中段の道分岐
裏道との合流